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2025.11.12県連速報

家庭用エネルギー学習会「エ ネルギー高・物価高に消費者はどう向き合うか~ 「鶴岡灯油裁判」から今を考える~」を開催しま した。

オイルショックによって灯油が市場から消えた1974年に、鶴岡生協の組合員が石油連盟や元売り会社に対しておこした「鶴岡灯油裁判」。エネルギー高・物価高の今、「鶴岡灯油裁判」の背景と経緯から消費者の権利を学ぶため、11月7日(金)フォレスト仙台2階第7会議室とオンラインで、生協共立社組織本部組織部鶴岡地域責任者の土田光恵さんを講師に学習会を開催しました。21人が参加しました。
土田さんは、「当時、灯油は法律による安定供給の責任や価格管理の対象外だった。組合員は、カルテルを起こさないように石油元売りを相手とし訴訟を起こしたが、損害の立証が不十分であるとされ敗訴した。しかし消費者の権利を主張した初めての訴訟は、消費者運動の原点となり、消費者権利確立へと続いている」と話されました。
参加者からは、「この灯油裁判が、消費者が声を上げれば社会は動く、と教えてくれたことに胸を打たれ、今の物価高とも向き合う勇気をもらった」などの感想が寄せられました。

県連速報729号(PDF)

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