国民生活センターは、SNSをきっかけとして、著名人を名乗ったり、つながりを示したりして、投資を勧誘されたという相談が、2023年度は2022年度と比べて約9.6倍と急増しており、平均契約購入金額も高額化し、いったん振込んでしまうと被害回復が難しいと注意を呼び掛けています。
【相談事例】
①有名経済評論家の投資相談に参加したところ、アシスタントを名乗る人に次々に投資を勧められ、総額1,500万円を振り込んだが出金できない。
②有名投資家がノウハウを発信すると謳っていたが、その有名投資家は関与しないものだったうえ、投資額を勝手に決められて違約金も請求された。
③「絶対に負けない投資家を知っていて自分も投資で儲かった」という有名投資家の姪から勧められてFX取引を始めたが、連絡が取れなくなった。
【アドバイス】
①投資目的で著名人の画像等を使用している場合、無断で掲載しているものもあるので、公式サイトで注意喚起しているか確認しましょう。
②投資資金の振込先に、個人名義の口座を指定するのは詐欺です。振り込まないでください。
③被害回復が難しいため、安易に投資資金を振り込むことは控えましょう。
④不審に思ったら、すぐに消費生活センター等(tel:188)に相談しましょう。
詳しくはコチラ↓ 国民生活センター
SNSをきっかけとして、著名人を名乗る、つながりがあるなどと勧誘される金融商品・サービスの消費者トラブルが急増-いったん振込んでしまうと、被害回復が困難です!-