9月3日(水)から3日間、広島、長崎、沖縄の3地域で「Peace Now!2024」が開催され、全国から組合員が集いました。
東北ブロックからは、広島に2人、長崎に3人、沖縄に8人が参加しました。 私が参加した地域は、日本で唯一住民を巻き込んだ地上戦が繰り広げられた沖縄です。
フィールドワークで巡った各地の資料館では、戦前から戦後にかけての歴史や、戦時中に撮影された写真、当時の避難生活を再現した展示、そして体験が綴られた証言集などを見学しました。また、実際に住民の避難場所、日本軍の作戦陣地や病院として使用された糸数アブチラガマ(自然洞窟)の中へも入りました。
この体験を通じて感じたのは、戦争の中では誰もが自分のことに精一杯で、他者を思いやる余裕すら奪われてしまうという現実でした。そのため、平和を築くためには、人々が心にゆとりを持ち、互いに支え合える環境を整えることが大切だと思っています。(東北ブロック 学生事務局)