「灯りっこはともったか 高橋英雄社長のおはなし会」
東日本大震災の3.11を迎えるたびに、あいコープでは「震災を忘れない」活動を続けてきました。あれから14年、振り返るだけでなく、これから先をどう生きていくのかを考えたい。石巻で被災し、東松島に移転して無添加の練り物を作り続ける高橋徳治商店の高橋英雄社長のおはなし会を1月29日(水)に開催し、34人が日立システムズホールの会場に集いました。
工場を津波で失い、想像を絶する体験をした高橋社長の「震災発生時に苦しみを共有し自然と生まれた助け合い(災害ユートピア)はやがて消滅し、今は悪い課題ばかりが残っているのではないか、生協という助け合いの仕組みを活かしてその課題を解決するには、生協に関わる一人一人が社会に対する『違和感』を無視せず考え、行動し、隣の人、周囲の人々の心に『灯りっこ』をともしていかなくては」という熱のこもったお話に、生協組合員、職員、生産者としての役割を果たしていこうと、それぞれが考える時間となりました。