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2024.06.27消費者力

電力・ガスの契約トラブルに気をつけましょう

今年の夏も猛暑になるとの予報で、エアコンなどの使用により電気料金の高騰が予想されます。2016年4月に電気、2017年4月にガスの小売全面自由化が始まりました。新たな事業者の参入で様々な料金プランが提示されている中、消費者生活センター等には、電気・ガスの契約切り替えに関するトラブルの相談が寄せられています。

【相談事例】
・契約している電力会社名を名乗って業者が訪問した。安い電気プランの話があり、契約会社のプラン変更のつもりで話を聞き、申し込んだところ、後で別業者と契約したことに気づいた。クーリング・オフしたい。
・電気が安くなると言われ、アパート全体で電力会社を切り替えると勘違いし検針票を見せ、契約書を書いた。後で契約を断ったが心配だ。
・突然、事業者がやってきて「安くなるので賃貸アパートの他の住人全員が契約した」と都市ガスの契約先の変更を勧められたので、契約することにしたが、後から契約書の控え等を受け取っていないことを不審に思った。クーリング・オフしたい。

【アドバイス】
・検針票の記載情報(氏名(契約名義)、住所、顧客番号、供給地点特定番号等)は慎重に取り扱い、情報を聞かれてもすぐ教えないようにしましょう。
・大手電力・ガス会社を名乗って勧誘をするケースもみられます。勧誘してきた会社と新たに契約する電力・ガス会社の社名や連絡先を明確に確認しましょう。
・電気・ガスの料金プランや算定方法をよく説明してもらい、メリット・デメリットを把握したうえで契約をしましょう。また、検針票等の料金の明細書は必ず確認しましょう。
・契約を変更してしまってもクーリング・オフ等ができる場合がありますので、慌てずに対処しましょう。

【相談窓口】
・経済産業省電力・ガス取引監視等委員会
 相談窓口 TEL:03-3501-5725
・国民生活センター TEL:188 詳しくはコチラ→電力・ガスの契約トラブル

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