消費生活センターに、広告を見て価格が手ごろな葬儀社に依頼したが、オプション等を付けられ高額になったという相談が寄せられています。
【相談事例】
父が亡くなり、家族葬の価格が手ごろな広告を出している葬儀社に安置してもらい、葬儀の見積もりを依頼した。広告では「家族葬40万円から」とあったが、担当者から「お宅はこのプランではできません」と言われ、オプションを追加されていった。見積もりで合計300万円近くになったので、家族葬250万円のセットプランを勧めれ、仕方なく契約した。広告とは異なる高額費用に不満だ。(60歳代)
【アドバイス】
1.葬儀は高額になるにもかかわらず、検討や準備のための時間がありません。そのため事前に情報収集し、依頼する葬儀社を見つけておきましょう。
2.広告に表示された料金でサービスが受けられるとは限りません。葬儀社との打ち合わせは数人で行い、見積書を見て不明な点は確認しましょう。
3.困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等に相談しましょう。(消費者ホットライン188)