自宅(マンション、戸建て住宅)を売却する契約と同時に、その不動産の賃貸借契約を結んで、その後は家賃を払いながら同じ家に住み続けるという「住宅のリースバック」の契約に関する相談が、全国の消費生活センター等に寄せられています。特に、契約の当事者は約7割が70歳以上で、高齢者が不動産トラブルに巻き込まれるケースが多くなっています。
相談事例
①長時間勧誘され自宅マンションのリースバック契約をしてしまったが解約したい。
②自宅マンションを売るようしつこく言われ、怖くなって応じてしまった。
③生活に困っていたのでリースバック契約をしたが、家賃が値上げされ支払えなくなった。
④認知症の父が相場より非常に安価な売却額でリースバック契約をしていた。
アドバイス
①勧誘が迷惑だと思ったらきっぱりと断り、今後勧誘しないように伝えましょう。
⓶自宅を不動産業者に売却した場合、クーリング・オフはできません。
③売却後もそのまま住み続けたい場合、家賃を支払い続けられるかよく確認しましょう。
④国土交通省の「住宅のリースバックに関するガイドブック」(PDF)を活用しましょう。
⑤不安や不明な点があれば、すぐに消費生活センター等に相談しましょう。(TEL:188)
詳しくはコチラ↓
国民生活センター
強引に勧められる住宅のリースバック契約にご注意!-本当に「そのまま“ずっと”住み続けられる」契約ですか?-