消防庁のデータによると、着衣着火による死者は過去5年間(2017年~2021年)で492人となっており、毎年100人前後の方が亡くなっています。ガスコンロ、電気ストーブなどに衣服が接触して「着衣着火」が発生し、やけどや火災などの要因となっています。特に冬場は卓上コンロや暖房器具を使う機会がふえたり、厚着をして着火に気づきにくくなります。
【事故を防ぐためのポイント】
①ガスコンロや電気ストーブを使用する際は、衣服と炎や熱源に近づきすぎないこと。②火を扱う際は、裾や袖が広がった「だるだる」「もふもふ」の衣服や、紐付きの衣服などを避けること。
【衣服に着火した場合の対処法】
①すぐに水や消火器で消火を行う、周囲に助けを求める。(すぐに服が脱げる場合は脱ぐ)②ストップ、ドロップ&ロール(止まって、倒れて、転がって)を行う。
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niteナイト(独立行政法人製品評価技術基盤機構)「“だるだる”“もふもふ”衣服は着火の元!~毎年100人前後が死亡している「着衣着火」の注意点~」